店長です。つれづれにブログをはじめたいと思います。
霧島ガストロノミー推進協議会が運営するブランド認定制度のゲンセン霧島に承認されました。今回で3回目の承認となります。初年度5つ星、2回目5つ星、3回目にして6つ星を頂戴しました。今日はそのフォローアップ研修ということで、本田勝之助先生のお話を拝聴しました。毎度、本田先生の話は目から鱗で、何はともあれ参加するようにしています。
今日はFSVという話を知りました。
・F Fact 事実
・S Scene シーン
・V Value 価値
広告文句の3段論法の話です。
私たちはついついFだけを伝えていたようです。
この薩摩すもじの素は、「干しシイタケを戻して汁を使ったお出しで作っていますよ」「霧島市産の具材を使っていますよ」「江戸時代から食べられていますよ」「さつま揚げが入ってるのが薩摩すもじの特徴なんですよ」「みんな美味しいって言ってくれますよ」「地元で人気でとても売れていますよ」これ全部、Fです。
Sは、「忙しい時に」「家族が集まった時に」「お祝い事に」「鹿児島出身の方」など利用のタイミングやユーザ。
Vは価値。実はこれをほとんど私たちは使っていなかったのです。では、Vを入れた使い方を考えてみました。
・F 薩摩すもじの素は、ほとんど手作業で作られています
・S ホテルブッフェのご飯ものコーナーで使ってみてはいかがでしょうか。
・V 既製品と違い、手作り感がある一品を並べることができます。同じ郷土料理の鶏飯と比べても、準備の手間が格段に違います。
↑これは業務用ホテルの厨房向けのFSVで考えてみました。
・F 薩摩すもじの素は、具沢山で栄養満点です。
・S 食欲がない方、特に真夏のスポーツキッズにいかがでしょうか。
・V 夏場でもコメが固くならず食べやすいです。
よく走る子ほど食欲が無くなりますが、酢であっさりしているので食事量の変化が見られるはずです。
といった風に、三段論法を用いれば説得力が増す説明ができるということを学びました。
なんだったら、S,Vだけでもいいぐらいだそうです。Fは商品表示に書いてあるから、消費者はそれを見るのだそう。確かに。
忘れないように生かしていこうと思います。