お詫び 蒲鉾の穴に関して

店主です。

毎度、ご愛顧賜り誠に感謝申し上げます。

このたび、お客様より「蒲鉾に穴が空いている」という苦情をいただきました。その蒲鉾を調べましたところ、当店の【うず巻き蒲鉾】でした。お客様は穴が空いているので2級品と勘違いされたようでした。
まず当店の蒲鉾製品は穴、正確には空気の穴が出来やすく、それは100%の工程を「石臼擂潰(いしうすすりつぶし)」によるからです。石臼はサイレントカッターなどで作るそれと異なり、空気を巻き込みながら練り込まれ、独特の食感を演出します。また、当店のうず巻き蒲鉾は、店主の私が、1本1本手作りで巻いているものなので、空気が入ってしまうのは避けられないことであり、決して不良品ではございません。

ですが、空洞を見苦しく感じられるお客様のお気持ちは当然なので、今後は、より一層、細心の注意を払って努めて参ります。
私自身、『味』に関しては、毎回、より美味しい製品を皆様にご提供できるようにと、一生懸命に勉強し、気を使ってすり身を作っておりますが、うず巻き蒲鉾を巻く『技術』に関しては、まだまだ先代のように上手に巻ける職人にはなれきれていないということを再認識させられ、もっともっと努力をしなければと痛感した次第でした。

幸い、そのお客様は、こちらの事情をよく理解してくだり、これからの私たちの頑張りを見守っていますと言って下さいました。
今回はお客様の苦情からでしたが、当店の今後に繋がるいいお勉強をさせていただいたと感謝しています。と共に、もしかしたら、このお客様と同じように、蒲鉾の空洞を見て、不快な思いをしたお客様がいらっしゃるかもしれないと思い、一言、ネット上でお詫びをしておくべきかもしれないと、この事を投稿させていただくことにしました。

お客様の満足度を上げていく努力を怠らないように、これからも日々頑張って参ります。一子相伝で継いだ蒲鉾作りです。世間知らずで、未熟なところも多々あると思いますが、謙虚な気持ちでいろいろとお勉強させていただきたいと思いますので、今後共、当店を宜しくお願い申し上げます。